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PL花火芸術

毎年8月1日に開催されるPL花火芸術

 
平成20年8月1日
 
 
富田林市
 
     
     

PL花火大会について今年の話題はなんと言っても花火の本数でした。
下記は産経新聞の配信です。


PL花火10万発→2万発 「縮小か」問い合わせ殺到…実は厳密に計算
7月31日15時54分配信 産経新聞


 ■夜空の大輪 あすは2分咲き

 大阪府富田林市のPL教団大本庁で毎年8月1日に開かれる「PL花火芸術」。

国内最大級の花火大会として知られるが、PL教団が今年、昨年まで10万発としていた花火の数を「2万発」と発表したことで、「規模が縮小されたのか」との問い合わせが約100件近くに上る事態になっている。

 PL教団によると、花火の量や規模はこれまでと変わらないが、「上空で炸裂(さくれつ)した花火の数から、打ち上げる筒の数に改めた」(渉外課)のが理由。

数年前から「打ち上げ時間が1時間なのに、本当に10万発も打ち上げられるのか」「誇大宣伝ではないか」との指摘が教団に寄せられ、「より厳密に数え方を変えた」(同課)という。

 例えば、1つの大玉を打ち上げ、上空で100個の小さな玉が広がった場合、昨年までは「100発」とカウントしたが、今年からは打ち上げた筒数で「1発」とすることにした。

 もともとは世界平和を祈念したPL教団の教祖のみたまにささげるために、昭和29年から大本庁がある富田林市で始まった宗教行事。

大規模な打ち上げ花火なだけに、市民だけでなく周辺から大勢の観光客もやってくるようになり、いまでは20万人から30万人の見物客を集める花火大会となっている。

 数字上はあえて激減させた形だが、教団は「花火の数ばかりを求めて見物客が押し寄せ、万が一の事故につながっては元も子もない」と打ち明ける。

 日本煙火協会(東京)などによると、打ち上げ花火の数え方には特に基準はない。

 東京の「隅田川花火大会」は、以前から打ち上げた数で約2万発としているという。

一方、8月15日予定の長野の「諏訪湖祭湖上花火大会」は約4万2000発としているが、「正確に数えれば減るかも」(大会関係者)。

「煙火店に任せていて、どのように数えているか分からない」(滋賀のびわ湖大花火大会関係者)との声もある。

 同協会は「数もあるが花火自体の美しさを見てほしい」と話している。